2019年日本バプテスト連盟理事会声明文

2019年「3.1 独立運動100 年」にあたっての声明2010 年7 月、日本バプテスト連盟理事会は「『韓国強制併合』100 年の悔い改め」声明を発し、隣国に対して自国が行ってきた過ちを悔い改め、「心の底から新たにされて」(エフェソ4:23)、これまでのようにではなく、新しい関係に生きて行く決意を表わしました。そして、2019 年、わたしたちは「3.1独立運動」100 周年をむかえます。1910 年の「韓国強制併合」から9 年後の1919 年2月8日、11 名の在日留学生たちによって起草され、東京YMCA 会館で約600 名の留学生たちの前で発表された「2.8独立宣言」は、大日本帝国の軍事支配下における朝鮮半島の人たちの自由と解放への希望となりました。それから間もなくの3 月1 日には、33 人の宗教者代表(うち16 人がキリスト者)の連名による「3.1独立宣言」がソウル・タプコル公園で読み上げられ、その後朝鮮半島各地へと拡がっていったのでした。そしてそれは民衆の義と信仰のゆえの闘い、神ならぬものへの不服従に徹する非暴力抵抗運動でした。この「独立宣言」は冒頭に「自由」を宣言し、その自由を妨げる侵略主義や強権主義を戒めます。武力による支配を否定し、人道を武器とし構築する新しい東アジアの関係、友好な時代が開けることを望む、その見据えた世界の大きさと広さに感動しないではいられない内容です。しかし現実には甚だしい日本の弾圧により多くの運動家や民衆が犠牲となりました。そしてその悲惨な事実は世代を超えて今も語り継がれているのです。「独立宣言」から100 年、今わたしたちはあらためて、朝鮮半島の人々を虐げた歴史的事実を心から悔い改めると共に、その宣言が指し示す新しい関係を心から願い求めて祈ります。昨今の国内情勢は、代替わりにおける皇室行事の宣伝を通し天皇賛美へと駆り立てられる雰囲気に満ち、一方では海上自衛隊機への韓国軍レーダー照射問題等を殊更取り上げ、あえて対立を煽るかのようなメディアの情報に溢れています。また、未だ真実な謝罪も清算もされない日本軍「強制」慰安婦問題や徴用工問題には目も向けない日本政府の不誠実な姿勢が両国間に深刻な陰を落としています。このような危惧すべき状況の中、そして、依然として世界を支配する武力による統治に対し、わたしたちは「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」(イザヤ2:4)という終末の平和を望み見て歩んでいきたいと思います。日本国内のみならず、世界中に渦巻く排外主義に「否」を唱え、差別の壁を壊し、乗り越えて共に生きる道を求めて参ります。それがこの「独立宣言」100 周年の節目に立つわたしたちの決意です。「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。」(マタイによる福音書6 章33 節)2019 年3 月1 日

2018年日本語検定試験受験におきましては、難民TさんN2、AさんN3

各々合格いたしました。

諸事情により2018年8月~休講にさせていただきます。

 クラス、学習内容などプログラム再編成検討中です。決定次第受講生募集いたします。

 

”正確な日本語と日本語資格の取得を求める難キ連難民日本語クラスは受講料教材全て無料、検定試験受験支援があります。”

 

難キ連難民日本語教室

 

お問合せは 03-5826-4915 または  090-6012-8252まで

費用は一切無料です

講師:高井 敬子 先生

 

左の写真は2017年3月5日 日曜日の学習風景です。

 

入管被収容者面会支援活動

 東京入国管理局収容場 (品川)

 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)

 通称;牛久収容所

収容されている、難民申請者や外国人労働者の面会支援を行います。また面会希望者同行を行います。

言語:英語・タガログ・スペイン語

 

 詳しくは 難キ連事務局までお問い合わせください。

面会同行前には、入管面会規則の説明を受けていただきます。(身分証明書必携)

難キ連事務局: 090-6012-8252 ・03-5826-4915